今回はキャンプを目的にしたキャンプツーリングです。過去のブログで掲載した宿泊地としてのキャンプツーリングに比べると重装備ではありますが、キャンプを目的にした装備がどの程度か検証してみました。 荷物はシートチューブバッグ(9L)と小型のパニアバッグ(12L)x2と水2Lです。シートチューブバッグにテント一式、パニアバッグにそれぞれ寝具一式、調理食器具一式を分類してパッキングしています。キャンプ地ではテント、寝具、調理食器具の順番に設営していきます。シートチューブバッグ重量3kg パニアバッグ重量各2.5kgです。(ボトル、輪行袋、ツールBOX) 今回採用したテントはドーム型のダブルウォールで、オーバーハングしたフライシートによる前室には、折り畳んだ自転車を置ける程のスペースがあり、夜露からZICを守れます。 荷物の軽量化のため自転車やトレッキングでキャンプをされる方は、ペグハンマーを持たない人も多いようです。これは人工芝などを押さえるためのUピンといわれるもので、足で踏み込みやすく、2本でふんばっているため保持力もあり、地面からでっぱらないので躓く(つまずく)こともありません。炭素鋼Φ4mm長さ100mm重量17g 次に寝具であるエアーマットを使った座椅子を組み立てて、圧縮された寝袋は日中の暖かい空気で膨らませておきます。 調理食器具一式をセッティングします。エアーマット座椅子は空気圧を調整し背面を倒すと、作業時に立ち座りしやすいスツール的な使い方もできます。 キャンプ地によっては水場がなかったり遠かったりすることもあるので、食材は加工のいらないパウチ食品と軽量な乾燥野菜を用意し、後片付けも簡単なポリ袋調理をしてみました。乾燥野菜やパウチ食品は常温で保存でき、軽量でゴミも最小限ですむので自転車キャンプ向きな食材です。 ●炊き込み御飯(ごぼう、人参、パウチ加工鶏、粉末出汁)●味噌汁(茄子、油揚げ、味噌)●白和え(豆腐、ひじき、ほうれん草、胡麻ダレペースト)●焼き魚(骨まで食べられるパウチ加工魚)写真映えはしませんが、ご飯が焦げ付くこともなく後片付けも簡単なので、袋のままいただきました。 コンパクトながら焚き火も楽しめます。床座は焚き火台、テーブルの高さに合い、エアーマットの断熱性は冬キャンプでの寒さ対策に有効です。 荷重バランスによる走行性の適正化を図るべく、ヒルクライムではフロントにパニアバッグ、ダウンヒルではリアにパニアバッグを装着してみました。フラットハンドルによるハンドリングとブレーキングは、山岳路を重装備の荷物を運ぶ走行には適しています。ハンドルロック機構はこれだけの荷物を装備した状態でも停止時に安定感があり、今後ZICのオプションパーツとして検討していきたいと思います。
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5月 2024
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